私的音楽空間

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今回は、花王のテレビCMで流れていた「She(原曲の邦題:忘れじの面影)」をご紹介。1999年にエルヴィス・コステロがカバーを発表し、それが映画"ノッティングヒルの恋人"の主題歌に採用されてリバイバル・ヒットしました。 ノッティングヒルの恋オリジナル・サウンドトラッ.....More
この曲は、アルバム"シカゴ17"からのサード・シングルで、ピーター・セテラとデヴィッド・フォスターによる共作。二人の才能が結実したラヴ・バラードの名曲です。   80年代にデヴィッド・フォスターのプロデュースによって復活したシカゴ。あの大ヒット曲「Hard to Say I'.....More
90年代を代表するJ-POPアーティスト、広瀬香美の5thシングルです。"歌モノ"にしては、かなり跳躍的で運動量の大きいメロディー・ライン。3rdシングルの「ロマンスの神様」と同様、初めて聴いたときは強いインパクトを受けました。 実は彼女は国立音楽大学の作曲学科出身で、.....More
杉山清貴脱退後、カルロス・トシキをヴォーカリストに迎えた"1986オメガトライブ"のファースト・シングルです。(翌年にカルロス・トシキ&オメガトライブと改名) カルロス・トシキは僕の中ではアイドル枠だったので(笑)、当時はあまり真剣に聴いていなかった気がしま.....More
マーラーの「アダージェット」です。交響曲の第4楽章なので、通常はオーケストラの弦楽セクションで演奏されますが、ここでは必要最小限の室内楽編成になっています。 ヴァイオリンが2本でヴィオラ、チェロ、コントラバスが1本ずつでしょうか?、あと、ハープのパートはピ.....More
この曲は"アルペジョーネ"という楽器のためにシューベルトが書き下ろしたもので、正称は「アルペジョーネとピアノのためのソナタ」。現在はチェロやヴィオラで代用されることが多いのですが、では"アルペジョーネ"とは一体どんな楽器なのでしょう?。 まずは一般的な、チェ.....More
最近Youtubeのクラシック映像を観た中で、ルイ・ラングレー(Louis Langree)という指揮者が気になってきました。波長が合うと言うか、自分がこうあってほしいと思う曲の姿を演奏で満たしてくれるからです。まずはベルリン・フィルを振った、モーツァルト交響曲第40番をお聴.....More
これは何て楽しいブランデンブルグなんだろう・・・。今まで聴いた中で最高かもしれません。 オーケストラはヨーロッパ連合バロック管弦楽団(European Union Baroque Orchestra)。若手演奏家のための教育組織のようで、バロック音楽に息吹を与える素晴らしい演奏だと思.....More
以前にアンドレア・ボチェッリ、ユージニア・ラグーンによるカヴァーを紹介したAranjuez(邦題:アランフェスより愛をこめて)ですが、今回は本家とも言える、ホセ・カレーラスをとりあげました。 ここには、何者にも代え難い"本流の強さ"があります。それは、スペイン人.....More
最近はYouTubeでクラシック音楽を聴くことが多いのですが、これは!と思うアーティストを見つけると嬉しくなります。この演奏は、モーツァルト・クラリネット協奏曲の理想形の一つと言っても良いでしょう・・・。 クラリネット奏者は、Annelien Van Wauwe。ベルギー出身の.....More
フランスものをベルリン・フィルで聴くというのはある種の抵抗感があるのですが、変なこだわりは捨てた方が良いのかもしれません。実に古式ゆかしい「パヴァーヌ」で、国籍や時代を越えた名演だと思います。 そもそもパヴァーヌとは、16世紀のヨーロッパに普及した行列舞.....More
春たけなわ!です。生命の息吹がほとばしるこの時期、ヴィヴァルディの四季から「春」をお届けします・・・とは言ってもピアノ連弾版、以下の4人のピアニストによるアンサンブルです。ユジャ・ワン(Yuja Wang):独奏パートエマニュエル・アックス(Emanuel Ax)ネルソン・.....More
以前、オルリコの1stシングルと1stアルバムを紹介しましたが、今回は2011年発表の2ndシングル。聴くほどに心に染みる佳曲です。 あの「時の流れに身をまかせ」を想起させる冒頭のモチーフ、心情描写の歌詞と郷愁感のあるアレンジ、ここには歌謡曲のエッセンスがぐっと凝縮.....More
この"シベ2"、良いなあ〜。ちょっと室内楽的な響きで、楽曲の本質をよく捉えていると思います。 オケは、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団。映像からは編成の規模は判らないけれど、結構小さ目なんじゃないかな?。必要な楽器は全て鳴っているのに厚ぼったく.....More
指揮者のクラウディオ・アバド氏が亡くなってから、クラシック・メディアの追悼番組が後を絶ちません。その功績の大きさもさることながら、音楽と真摯に向き合ってきた彼の姿勢が、クラシック愛好家の追悼の意を強くしているのだと思います。(2014年1月20日没) アバドの音.....More
とあることから流れ着いて、Evgenia Laguna(エフゲニア・ラグナ)という歌手を知りました。この方のキャリアは良くわかりませんが、クラシック曲を現代風にアレンジした動画が多数アップされていて出色の出来。今回はYoutubeの楽曲から3点をご紹介します。 以前に日本後読.....More
ボロディンが作曲した「ダッタン(韃靼)人の踊り」は、テレビCM等で使われていてお馴染みですね・・・。ソチ五輪の開会式でも、ロシアを代表する作品として採用されました。元は、彼が手掛けたオペラ「イーゴリ公」の第二幕で用いられた曲です。 ダッタン人の踊り/ボロデ.....More
クラシックのことを書くのは久しぶりです。3年前のリニューアル以来かな・・・。前は取り憑かれたようにクラシックばかり聴いていたけど、最近はトンとご無沙汰。なので、今どんなアーティストが旬なのかもよくわかりません。 ところが先日、ユジャ・ワン(王羽佳)という.....More
マイケル・ジャクソンが1979年に発表した「Off The Wall」は、ビッグ・アーティストへの登竜門となったアルバムです。クインシー・ジョーンズがプロデュースを手掛け、以降「Thriller」「Bad」へと快進撃が続きました・・・。 「Rock With You」はこのアルバムからのシン.....More

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