上原ひろみの名前は聴いたことがあるけど、音楽は全然知りませんでした。昨年末、たまたま「浜松ジャズ・ウィーク」のTV番組を見て気になり、最新アルバムを聴いた次第。

で、感想はと言うとベリグー!。コード進行とインプロビゼーションに流れがちな「ジャズ」ではなく、一曲一曲にテーマ性、構築性、緻密性が聴き取れる充実の内容でした。

ドラムスにサイモン・フィリップス、ベースにアンソニー・ジャクソンというピアノ・トリオ編成。二人のビッグ・ネームとの競演によって、さらに自身の音楽を飛翔させようとする瑞々しさ・逞しさが感じられます。

ライブ・パフォーマンスでは「元気印」が全面に出るけれど、それは彼女のほんの一面であり、本質はもっと深いところにありそう・・・。他のアルバムも聴いて、さらに掘り下げてみたくなったアーティストです。