新沼謙治のコンサートでは、「嫁に来ないか〜♪」と歌うと、お姉さま達から「(嫁に)行く行く〜」と"合いの手"が入るそうです。それくらい皆に浸透している、昭和歌謡の名曲ですよね。

嫁に来ないか 作詞:阿久 悠

思えばこの歌、世にもストレートな「プロポーズ・ソング」です。いきなり、しかも朗々と始まって、何の衒(てら)いもありません。逆に中間のちょっと物憂げな部分は、短調(平行調)に転調して良いアクセントになっています。

長調(主調)に戻ってからはリズミカルに熱気を帯び、最高潮でまた「嫁に来ないか」の口説き落とし・・・この流れるような展開は、新日本プロレスのフォール前30秒を見ているよう(例えが変?)。詩と曲の一体感が凄いです。

歌謡曲全盛における職業作家の仕事は、本当素晴らしいですね。