前回、哀愁のシンフォニーを書いている時に、この曲に異稿(別バージョン)があることを知りました。それが「霧のわかれ」。2008年に発売された「キャンディーズ・タイムカプセル」(CD 20枚組・生産限定版)に収録されています。(作曲:三木たかし、作詞:なかにし礼)

哀愁のシンフォニー/霧のわかれ〜聴き比べ(Youtube)

こちらが先に作られたそうですが、作品のたどった足跡を訪ねたようでとても興味深い。この時点で、完成形(哀愁のシンフォニー)に見られる三部形式や転調パターンを備えていて、コーラス・パートもほぼ同じです。

ただ、楽曲の構成が勝り過ぎていて、歌詞に"はみ出し"感が。あと、リズムはラテン系の単一パターン。こういうのも悪くないけど、ちょっと形式感が浮き出てこない・・・この辺が修正に及んだ理由かな?と。

ところで、この曲を聴いていると何故か「宇宙のファンタジー(アース・ウィンド&ファイアー) 原題:Fantasy」を思い出しました。メロディーの2拍3連部分と相まって、ひょっとするとこれが下敷きなんて?(宇宙のファンタジーはアルバム"太陽神"に収録)



でも、発売年は「哀愁のシンフォニー(1976年)」<「太陽神(1977年)」なんですよね。へぇ〜〜。が、キャンディーズが「宇宙のファンタジー」をカバーしている事実を発見。

このカバーは「ファイナルカーニバル・プラスワン」(ラストコンサート・ライブ)に収録されていて、素晴らしい出来。「霧のわかれ」→「哀愁のシンフォニー」→「宇宙のファンタジー」の流れ?が判った気がして、また「へぇ〜〜」でした。


キャンデーズの"Fantasy"は、「キャンディーズ・タイムカプセル」や「CANDIES PREMIUM」(13枚組・生産限定盤)にも収録されています。