最新アルバム「パッシオーネ(邦題:情熱のラヴ・ソング)」が好調なボチェッリですが、これから聴こうという方には、2006年発表の「アモーレ(邦題:貴方に贈る愛の歌)」がお勧めです。

スタンダードなポピュラー・ソングを贅を尽くすかのように磨き上げた至極の一枚。プロデューサーは御大:デヴィッド・フォスターで、二人の関係はこのアルバムから始まり、最新アルバムへとつながっています。

ボチェッリにはクラシック・レパートリーを収録したアルバムも種々あるのですが、僕はポップス系の方が好きですね。彼の"いなせ"な声質がよくマッチするからで、この辺の持ち味は以前に書いたポール・ポッツとは真逆です。

収録曲はどれも素晴らしいのですが、特に最後の「ソモス・ノビオス(Somos Novios)」(デュエット:夏川りみ)が秀逸。これは日本盤だけのボーナス・トラックで、レギュラー・トラック(デュエット:クリスティーナ・アギレラ)と聴き比べるのも一興かと。

どんなに辛い日常も、束の間の楽園に変えてくれる・・・そんな音楽の魔術がここにはあります。

PS1)
こちらは、ソロ・バージョンの「ソモス・ノビオス」。デビッドフォスターと共演したライヴ映像です。


PS2)
ボチェッリには「アモーレ〜オペラ・アリア集」や「アモーレ〜愛のために」という別のアルバムがあるようなので要注意です。