若い頃は、アンディー・ウィリアムス = スタンダード・ナンバー = 年配向き・・・と思っていたんですが、自分がその歳になってくると色々染みてきますね・・・。

このアルバムを聴いて思ったのは、1960年代の録音ながら音質がしっかりしていること、そしてストリング・アレンジが絶妙なこと。プロデュースの一人にニック・デカロがクレジットされているので、彼の影響かな?・・・と。

収録曲はどれも聴き応えのあるものばかり。「霧のサンフランシスコ」は素晴らしい出来だし、「いつかどこかで」「時の過ぎ行くまま」「私の好きなもの」等、ジャジーな楽曲も何とも心地良い。

その中で特筆すべきは「シェルブールの雨傘」。オリジナルは同名のサウンドトラックで、フランスの大家ミシェル・ルグランの作曲。本来はしっとり(ねっとり)したバラードだけど、これは跳ねたビートに歌詞が載って骨のある仕上がりになっています。

秋の夜長は、アンディーのボーカルに浸ってみるのも乙(オツ)かも・・・。

PS)
上記はスタンダード・ナンバーを集めたアルバム。オリジナル・ヒットによるベスト盤はこちら。