久しぶりに小沢健二を聴いて、ノリノリになってしましました。ホント、久しぶりです。何がそうさせたのかは分かりません。が、今日において彼の音楽は、妙にハマッた感があるのです。

この曲がヒットしたのは1994年、早いものでもう20年前です。当時はバブルが弾けた最中、世相が移ろうとする曲がり角で、軽快感アリアリのこの歌が支持されました。(アルバム"LIFE"からは7曲もシングル・カットされたとのこと)



愛し愛されて生きるのさ 作詞:小沢健二

彼の歌は、世相にどっぷりと漬かっているのでもなく、かといって引いている訳でもない。何と言うか、時代との絶妙な距離感がありますね。それが長〜いデフレ・スパイラルから抜け出そうとしている現在に、一服の清涼剤の様にはたらくのかなと。

「潮の変わり目」に光を放つ音楽・・・何か、オザケン氏のリ・ブレイクを予感するこの頃です。


刹那

こちらは、アルバム未発表曲を集めたリマスタリング盤。筒美京平氏とのコラボ作「強い気持ち・強い愛」も収録。タイトルは、自身の作品のことを暗示しているのかな?。