kanasikitenshi
悲しき天使 (Those Were The Days)


先日、日本公演を終えたばかりのポール・マッカートニー卿、お疲れ様でした。御年71歳でのワールド・ツアー、凄いもんです。相撲観戦では、"NEW"アルバムの懸賞旗を出すなど、茶目っ気たっぷりのご様子でした。

さて、そのポールが26歳の時(1968年)に手掛けたアーティストがメリー・ホプキン。ビートルズが設立したアップル・レコードの"歌姫"として売り出され、ファースト・シングル「悲しき天使」が大ヒットしました。「エリナー・リグビー」を彷彿させるアレンジで、僕はてっきりポールの作曲だと思っていたのですが。

実は、原曲は「Дорогой длинною(長い道)」というロシアの歌謡曲。1962年に英語版が発表され、それをカバーしたのが「悲しき天使」という系譜です。その後、世界中に広まるたびに"ポール作曲説"がささやかれたのかもしれません。

ちなみに、原曲を歌ったPV(唄:タチヤーナ・ブラーノヴァ)を見つけましたのでご覧下さい。


bulanovamedia


これを聴くと、やっぱりロシア歌謡してますね。節回しや、テンポを追い込んでいく"アッチェレランド"は伝統的スタイルのようです。

PS)
こちらはメリー・ホプキンのベストアルバム。「スパロー」「私を哀しみと呼んで」などの哀愁感は、胸に迫りくるものがあります。


ベスト・オブ・メリー・ホプキン