このPVは、香港エキシビジョンセンターで行われたライブの模様。アンドレア・ボチェッリとギター・デュオ"カリスマ(CARisMA)"による「Aranjuez(邦題:アランフェスより愛をこめて)」です。

原曲は、ホアキン・ロドリーゴ作曲の「アランフェス協奏曲」第2楽章ですが、これは本来ギター協奏曲であって"歌"ではありません。この曲に歌詞を付けたものには何種類かあるようで、一般的にはフランス語で歌われる「恋のアランフェス」が有名です。(♪モナムール・・・で始まる)

恋のアランフェス〜Aranjuez mon amour/リシャール・アントニー (Youtube)

こちらの「アランフェスより愛をこめて」はスペイン語の歌詞で、ホセ・カレーラスがアルバム"パッション"に収録。自国スペインの大作曲家ロドリーゴの名曲を、切々と歌い上げて話題になりました。

詳しくはホセ・カレーラスの「アランフェスより愛をこめて」をご覧下さい。

なお、ボチェリもアルバム"センチメント"で取り上げています。が、ギターではなくヴァイオリンがフィーチャーされている(奏者は指揮者のロリン・マゼール)ので、趣はかなり違います。この曲のCDをお探しであれば、まずはカレーラスに当たるのが良いでしょう。


ホセ・カレーラス/パッション