ディオンヌ・ワーウィックとフレンズ(グラディス・ナイト、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー)が1985年に発表した、米国エイズ研究財団支援のチャリティー・ソングです(原題:That's What Friends Are For)。

この歌は1986年のビルボード年間シングル・チャート第1位を獲得し、チャリティー事業として大成功を収めました。しかし、ちょうと同じ年に発表された「We Are The World」(アフリカ飢餓救済キャンペーン・ソング)が大きな話題を呼んだため、日本では陰に隠れてしまった感もあります。

作者はバート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガー。実はこの曲、チャリティーのために書き下ろされた訳ではなく、1982年に公開された映画「ラブ・イン・ニューヨーク」(原題:NIght Shift)のエンディング・テーマ(歌:ロッド・スチュワート)を転用したものです。




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60年代に、ディオンヌがバカラック作品をたて続けにヒットさせていたコネクションが、この曲のリメイクへと繋がったのでしょう。メロディーがオリジナルとは少し違っていますが、ディオンヌ&フレンズ・バージョンの方が全体的に纏まりが良く、正当な作品のように思えます。

尚、「愛のハーモニー」のミュージック・ビデオには、同日に収録された(であろう)別テイクがあるので、訳詩と合わせてリンクしておきます。「そのために友達はいるのさ」という英語のタイトルが示す通り、共演者達の友情が感じられる心温まる映像です。

愛のハーモニー(That's What Friends Are For) : Music Video(Part供
愛のハーモニー(That's What Friends Are For):訳詩


グレイテスト・ヒッツ 1962-1987

最後にこの曲のカバーをご紹介。"Musica per matrimonio Napoli"というユニットで、男声ボーカルがとても魅力的。しっとりとしたバンド・アンサンブルにも、思わず惹きこまれてしまいます。

That's What Friends Are For - Cover(Youtube)

こちらは、ディオンヌ・ワーウィックのライブアルバムで「愛のハーモニー」も収録。


Greatest Hits Live