かなりブログをサボってしまい、重い腰をあげようかと思っていた矢先に、プリンス死去のニュースを知りました。マイケル・ジャクソンが2009年に死去した際が満50歳、そしてプリンスが57歳。頂点に君臨した巨星が50代に没していくのには、何か因縁めいたものを感じてしまいます。

さほどプリンス通ではない僕なので、さて何を書こうかと思っていたら、Youtubeにこんな動画を見つけました。"プリンスの作品とは思われていない11の楽曲"とでも訳せましょうか?(*)。他のアーティストに提供した彼の作品にフォーカスした内容で、とても興味深く見た次第。
 


そういえばプリンスの曲ってプリンス本人が唄ったものしか知らなかったよな・・・と思い、次々と登場するヒット曲が、実は彼の作品であることに感慨を新たにしました。

例えばバングルスの「Manic Monday」なんかは、黒っぽさの微塵も無いオールディーズ・ソングのようで、クネクネしたプリンスの芸風からするとちょっと意外。またチャカ・カーンの「I Feel For You」は、本人バージョンよりもインパクトがあって正解!って感じです。




Chaka Khan - I Feel For You (ft. Melle Mel) 〜 Youtube

シーラ・Eの「The Glamorous Life 」もプリンス作。こちらはプリンス・ファミリーということで、ご存知の方も多いのでは?。今回は比較的最近のライヴ・バージョンを埋め込んでおきましたが、この演奏は凄い!。歌って叩けるパーカッショニストの面目躍如と言ったところでしょうか。


ところで冒頭の動画では、ギタリストとしてのプリンスにも着目していました。5:00から始まる「While My Guitar Gently Weeps」のリード・ギターはかなり刺激的。クラプトンのフレーズを引用しつつも、独自のソロ・ワークを展開しているところが心憎い。

プリンスは、ローリング・ストーン誌の選ぶ「最も過小評価されている25人のギタリスト」において、第1位に輝いたそうですが、さて、皆さんの評価はいかがなものでしょう?。

フル映像はこちらから(Youtube)
Prince, Tom Petty, Steve Winwood, Jeff Lynne and others -- "While My Guitar Gently Weeps"


*原題は、"Prince, remembered in 11 songs you might not know he wrote"


4EVER