ホール&オーツと言えば、70年代中盤から80代にかけて大ブレイクした男性デュオ。彼らの音楽は白人が演奏するソウル・ミュージックということで、"ブルー・アイド・ソウル"(Blue-Eyed Soul)と呼ばれていました。

90年代初頭に一旦活動を停止するも、95年に再開。その後はビッグ・ヒットに恵まれず、日本の洋楽シーンからは"過去の人"になっているのかもしれません。でも、近年のライブ公演は素晴らしく、今回はその幾つかをご紹介。

まずはお馴染みの「リッチ・ガール」(1976年作品)。若かりし頃のスタジオ録音盤はあまりピンとこなかったけど、このライヴ・バージョン(2014年)は最高!。やっぱりこの手の音楽は"ノリ"と"年期"が大事ですね。CDバージョンもリンクしておきましたので、聴き比べてみて下さい。
 


 
Daryl Hall & John Oates - Rich Girl (1976)

次は「サラ・スマイル」(1975年作品)。サラとは、ダリル・ホールの当時の恋人サラ・アレンのことで、切実とした哀愁が心に沁みます。このライブ・バージョン(2012年)はラフな演奏ながらも、歌唱の息遣いがとてもソウルフル!。こちらも、CDバージョンをリンクしておきました。


 Daryl Hall & John Oates - Sara Smile (1975)

いかがでしょう?、こんなライブ・パフォーマンスを見せてくれるのなら、是非一度公演に行きたいもの。円熟した"ブルー・アイド・ソウル"が堪能できること間違いなしですね・・・。


ホール&オーツ〜ライヴ・イン・ダブリン 2014

では最後に、「リッチ・ガール」の別ライブ・バージョン(2012年)を埋め込んでおきます。