秋も深まってくると、しっとりとしたバラードが心に沁みてきます・・・。という訳で、今回はジョージ・ベンソンが1984年に発表した、変わらぬ想い(Nothing's Gonna Change My Love For You)をご紹介。合わせて、他のアーティストによるカバーを聴き比べてみようという趣向です。

1.本家本元 〜 ジョージ・ベンソン(1984)




ジョージ・ベンソンというと、泣く子も黙るジャズ・フュージョン・ギターの大御所ですが、80年代にはボーカリストとしての才能も開花。この作品が収録されたアルバム"20/20"では、全曲にベンソンのボーカルがフューチャーされており、その地位を完全に確立したと言えましょう。


20/20

2.グレン・メディロス・バージョン(1988)


ところでこの「変わらぬ想い」ですが、1988年にグレン・メディロスによるカバーが世界中でヒットしたため、ベンソンの存在が薄れてしまった感もあります。AOR指向のベンソン・バージョンに対して、甘酸っぱい青春路線のメディロス・バージョン、あなたはどちらがお好みでしょうか?



Nothing's Gonna Change My Love for You

3.小林香織 〜 アルトサックス・バージョン(2008)


次は、小林香織によるアルトサックス・バージョン。メロディー・ラインに忠実な1stコーラス、メロディー・フェイクを交えた2ndコーラス、そして4:10過ぎからのアドリブの自由表現・・・へと展開する構成が聴きどころ。表情豊かな音色とフレージングも魅力的です。


こちらは、2011年に放映されたBSジャパン開局10周年記念番組「美女JAZZ」での演奏。
"Nothing Gonna Change My Love for You" by Kaori Kobayashi (Youtube)


ソーラー/小林香織

4.Sergio Mella 〜 ピアノ・バージョン(2017)


最後は、Sergio Mellaによるピアノ・アレンジ・バージョン。クールでドラマティックな演奏に心が躍ります。


いかがでしょうか・・・。まさに、秋の夜長にピッタリの名曲ですね!