私的音楽空間

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カテゴリ: クラシック

時々、無性にシューベルトのアヴェ・マリアが聴きたくなります。ちょっと疲れている時など、慈愛に満ちた天国的なサウンドに包まれたいと思うのは僕だけでしょうか・・・?さて、ラテン語の"Ave"には「こんにちは」とか「おめでとう」の意味があり、"Ave Maria"は聖母マリア.....More
  先日、車の中でNHK-FMにチャンネルを合わせると、マーラーの2番が聴こえて来ました。派手な演奏ではないけど説得力があり、思わず聴き込んでしまったのですが、家に帰ってから番組表をチェックすると、NHK交響楽団定期公演のライヴ放送であることが判明。ちなみに指揮者.....More
今回は、前回の「リベルタンゴ」で触れた"リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano)"について書きたいと思います。このアーティストのことは全く知らなかったのですが、何度となく来日されているようで、今年(2015年)の2月にも東京、大阪、静岡でコンサートが開かれまし.....More
タンゴというジャンルは、若い頃の僕にとっては余り馴染みのないものでした。昭和初期に、タンゴのリズムに乗った歌謡曲(藤山一郎などに代表される、いわゆる"タンゴ歌謡")が数多くあったせいか、やたら古臭いイメージがあったように思います。リアルタイムでは、昭和44年.....More
クリスティアン・ティーレマンが指揮するブラームスの声楽曲は、丸みのある柔らかい響きで聴き手を包み込んでくれる極上の音楽です。まずは、「運命の歌(Schicksalslied) 作品54」からお聴き下さい。 Berliner Philharmoniker ブラームスの書法は重厚にして構造的・・・.....More
今回は、ヴァレンティーナ・リシッツァというピアニストをご紹介。Youtubeに公開されている動画から、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番「熱情」の第3楽章です。 路上でアップライト・ピアノを演奏するストリート・パフォーマンス。クラシック音楽は静粛なコンサート.....More
新年明けましておめどうございます。 2015年の幕開けは、クラシック界の新進マエストロ、グスターボ・ドゥダメルです。 クラシック音楽とはしばらく距離を置いていたのですが、何年振りかで聞き返すようになり、昨年からポツポツと投稿も始めました。まず感じたのが、知ら.....More
マーラーの「アダージェット」です。交響曲の第4楽章なので、通常はオーケストラの弦楽セクションで演奏されますが、ここでは必要最小限の室内楽編成になっています。 ヴァイオリンが2本でヴィオラ、チェロ、コントラバスが1本ずつでしょうか?、あと、ハープのパートはピ.....More
この曲は"アルペジョーネ"という楽器のためにシューベルトが書き下ろしたもので、正称は「アルペジョーネとピアノのためのソナタ」。現在はチェロやヴィオラで代用されることが多いのですが、では"アルペジョーネ"とは一体どんな楽器なのでしょう?。 まずは一般的な、チェ.....More
最近Youtubeのクラシック映像を観た中で、ルイ・ラングレー(Louis Langree)という指揮者が気になってきました。波長が合うと言うか、自分がこうあってほしいと思う曲の姿を演奏で満たしてくれるからです。まずはベルリン・フィルを振った、モーツァルト交響曲第40番をお聴.....More
これは何て楽しいブランデンブルグなんだろう・・・。今まで聴いた中で最高かもしれません。 オーケストラはヨーロッパ連合バロック管弦楽団(European Union Baroque Orchestra)。若手演奏家のための教育組織のようで、バロック音楽に息吹を与える素晴らしい演奏だと思.....More
最近はYouTubeでクラシック音楽を聴くことが多いのですが、これは!と思うアーティストを見つけると嬉しくなります。この演奏は、モーツァルト・クラリネット協奏曲の理想形の一つと言っても良いでしょう・・・。 クラリネット奏者は、Annelien Van Wauwe。ベルギー出身の.....More
フランスものをベルリン・フィルで聴くというのはある種の抵抗感があるのですが、変なこだわりは捨てた方が良いのかもしれません。実に古式ゆかしい「パヴァーヌ」で、国籍や時代を越えた名演だと思います。 そもそもパヴァーヌとは、16世紀のヨーロッパに普及した行列舞.....More
春たけなわ!です。生命の息吹がほとばしるこの時期、ヴィヴァルディの四季から「春」をお届けします・・・とは言ってもピアノ連弾版、以下の4人のピアニストによるアンサンブルです。ユジャ・ワン(Yuja Wang):独奏パートエマニュエル・アックス(Emanuel Ax)ネルソン・.....More
この"シベ2"、良いなあ〜。ちょっと室内楽的な響きで、楽曲の本質をよく捉えていると思います。 オケは、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団。映像からは編成の規模は判らないけれど、結構小さ目なんじゃないかな?。必要な楽器は全て鳴っているのに厚ぼったく.....More
指揮者のクラウディオ・アバド氏が亡くなってから、クラシック・メディアの追悼番組が後を絶ちません。その功績の大きさもさることながら、音楽と真摯に向き合ってきた彼の姿勢が、クラシック愛好家の追悼の意を強くしているのだと思います。(2014年1月20日没) アバドの音.....More
ボロディンが作曲した「ダッタン(韃靼)人の踊り」は、テレビCM等で使われていてお馴染みですね・・・。ソチ五輪の開会式でも、ロシアを代表する作品として採用されました。元は、彼が手掛けたオペラ「イーゴリ公」の第二幕で用いられた曲です。 ダッタン人の踊り/ボロデ.....More
クラシックのことを書くのは久しぶりです。3年前のリニューアル以来かな・・・。前は取り憑かれたようにクラシックばかり聴いていたけど、最近はトンとご無沙汰。なので、今どんなアーティストが旬なのかもよくわかりません。 ところが先日、ユジャ・ワン(王羽佳)という.....More
小澤 conducts 世界の国歌 いよいよ間近に迫ったロンドン五輪、世界中の国歌が鳴り響くイベントでもあります。そこで、今回は71の国歌を集めたCDをご紹介、日頃じっくり聞く機会のない"作品"を、再認識する意味でも貴重です。 これを聴く前に思ったのは、「知っているのは.....More
当サイトの記事で紹介した楽曲を時系列(完成年の10年刻み)に一覧化しています。クリックすると該当記事にジャンプします。楽曲名と記事タイトルは異なっている場合があります。 1700 .....More

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