私的音楽空間

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カテゴリ: J-POP・歌謡曲

ダンシング・オールナイトは、もんた&ブラザーズが1980年に発表したデビューシングル。累計売上は160万枚超となり、大ヒットしました。作曲したのは、ボーカルのもんたよしのり氏。ソロ歌手としてデビューするも長く低迷していた彼が、新たにグループを結成し起死回生の想.....More
「花(ブーケ)束」は、1990年に発売された八代亜紀の61枚目のシングル。演歌を歌い続けてきた彼女に、デビュー20周年を記念して提供されたポップス曲であり、歌手人生の転機となった作品です。 今回はこの楽曲にフォーカスして、歌手と音楽ジャンルとの関係について考えて.....More
先日、日本を代表する編曲家・萩田光雄氏の著書を読んで、岩崎宏美の「思秋期」に萩田氏がアレンジした別バージョンがあることを知りました。結局このアレンジは不採用となり、作曲者の三木たかし自身によってアレンジされたバージョンが1977年にシングル・リリースされます.....More
都はるみと言えば、泣く子も黙る?演歌の女王。そんな彼女が、2013年に発表したシングル曲が「ありがとう おかげさん」。作詞:きたやまおさむ、作曲:筒美京平、編曲:鷺巣詩郎という組み合わせで、アダルトポップス界に新境地を切り開きました。ありがとう おかげさん(歌.....More
私が「春おぼろ」を初めて聴いたのは、「Never Again」というアルバムに入っていたバージョン。ライナーノーツで、これがセルフカバーだと知り、その後オリジナル(原曲)を聴くに至りました。ミディアム・テンポでしっとりと唄い上げるセルフカバーに対して、オリジナルは.....More
私が時々無性に聴きたくなるのが、岡林信康の山谷ブルース。根っからの労働者階級だからでしょうか?(笑)。 山谷ブルース/岡林信康 歌詞 それはさておき、原曲の伴奏はギターの弾き語りスタイル。岡林の憂いあるボーカルともども味があるのですが、もう少しアレンジの.....More
女性3人組のボーカルユニット"Kalafina"(カラフィナ)が歌う"Storia"(ストーリア)は、NHKのTV番組「歴史秘話ヒストリア」の主題歌として有名。エキゾチック(異国風)でノスタルジック(懐古的)な曲想に魅かれる方は多いのではないでしょうか?。 こういった曲想を印象.....More
今回のお題は1998年にミリオンセラーとなった、ブラックビスケッツの「タイミング~Timing」。ブラックビスケッツとは、「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」というバラエティ番組内で結成されたグループで、「タイミング」はそのセカンド・シングルです。 BLACK BISCUITS.....More
服部隆之のことを書くのはこれで3回目です。1回目は森川由加里、2回目は椎名林檎の記事。いずれもアレンジャー(編曲者)としてのワークを取り上げた訳ですが、今回は作曲家そしてプロデューサーとしてのワークを中心に取り上げたいと思います。 はじめに 〜 作品の俯瞰と分.....More
ついにSMAPが解散しました。何のサプライズもなく、きわめてあっさりと28年のグループ活動に終止符を打った訳ですが、残されたSMAPファンのやるせない思いは、心中察するに余りあります。これ程までにファンを無視した国民的アイドルの解散は、果たして許されて良いものかと.....More
最近、いいちこのテレビCMで流れている曲がとても気になっています。それは、ビリー・バンバンが歌う「これが恋というなら」。2013年から放映されて今年で3年目、あの「また君に恋してる」に続くビッグ・ヒットの予感がしてきました。 作詞は松井五郎で、作曲は菅原進(ビリ.....More
あれは今年の5月だったか?・・・、テレビのスイッチを入れると、たまたまNHKの音楽番組が映し出され、小柄な女性の圧倒的な歌唱力に釘付けになりました。それが、"Superfly"というグループの「Beautiful」という曲。 作詞作曲は、このグループでヴォーカルをとる越智志帆(.....More
暑い!暑過ぎる!・・・。毎年同じことを言っているようですが、皆様どうかご養生下さい。さて、今回は夏を彩る音楽をお届け。沖縄の海と空、そして鮮やかな琉球衣装が目映いこのPVはいかがでしょうか?唄うのは、サンサナー(Sansanar)。ウチナーぐち(沖縄方言)では蝉(.....More
椎名林檎というアーティストは気にはなっていたものの、自分の中ではなかなか評価の定まらない存在でした。個性的な歌詞とメロディーに、アクの強い歌唱とパフォーマンスが相まって、独自の音楽ワールドを形成しているのは認めるところですが、椎名林檎を一人のアーティスト.....More
岩崎良美のことを書くのは、「愛してモナムール」に続いて2回目です。これは友人に教えてもらった楽曲で、漆戸啓(カズン)による作詞作曲。昨年4月に発売されたアルバム「赤と黒から・・・III 愛してモナムール」に収録されています。岩崎良美の評価は、最近とみに高まって.....More
年甲斐もなくNHKのスポーツ・アニメ「Baby Steps」にハマってしまい、そのエンディング・テーマを歌っているBaby Raids(ベイビー・レイズ)というアイドル・グループを知りました。 このエンディング・テーマ「ベイビー・ステップ」はなかなかの佳曲なんですが、残念なが.....More
この歌は、人類の音楽史上極めて重要な作品かもしれません・・・。冒頭から仰々しくなりましたが、一体これはどういうことでしょうか? 今までの歌は、当然のことながら人間が唄い、それが大衆に受容されてきました。ところがこの「千本桜」の原曲は、ボーカロイド(人工.....More
90年代を代表するJ-POPアーティスト、広瀬香美の5thシングルです。"歌モノ"にしては、かなり跳躍的で運動量の大きいメロディー・ライン。3rdシングルの「ロマンスの神様」と同様、初めて聴いたときは強いインパクトを受けました。 実は彼女は国立音楽大学の作曲学科出身で、.....More
杉山清貴脱退後、カルロス・トシキをヴォーカリストに迎えた"1986オメガトライブ"のファースト・シングルです。(翌年にカルロス・トシキ&オメガトライブと改名) カルロス・トシキは僕の中ではアイドル枠だったので(笑)、当時はあまり真剣に聴いていなかった気がしま.....More
以前、オルリコの1stシングルと1stアルバムを紹介しましたが、今回は2011年発表の2ndシングル。聴くほどに心に染みる佳曲です。 あの「時の流れに身をまかせ」を想起させる冒頭のモチーフ、心情描写の歌詞と郷愁感のあるアレンジ、ここには歌謡曲のエッセンスがぐっと凝縮.....More

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